何が出来るのか・・・
またもや1カ月以上ブログの更新を出来ずままに過ぎてしまいました。
今月は特に時が流れるのが早く感じます。
今月上旬は、3月20日のアキコ・グレース・トリオの公演準備や
秋の古武道コンサートの件なども進めつつ、
夏に招聘する予定だったアルゼンチンタンゴトリオの件にも追われていました。
タンゴトリオのリーダー:エドアルド・マラグァルネラ氏と
あーでもない、こーでもない
あーしたい、こーしたい
を繰り返した末、やっと話がまとまりかけた3月11日
東北で大地震、大津波が起き、
時間が経つにつれて、死亡者、行方不明者の数は増える一方・・・
私には何が出来るだろう…何かしなければ…
と考える中、最初はチェーンメールの内容の真偽を確かめることも思いつかずに
毛布やあまり着ていない衣類を梱包したり
献血できるところを調べたり
結局、すぐには役に立たないことしか出来ず
自分の無力さに歯がゆい思いをするばかり…
週明けに、アルゼンチンのエドアルドさんから、
意味の分かりにくいメールが届きました。
かなり遠回りな表現で、私に理解が出来たのは
「あなたに迷惑をかけて申し訳ありません。
神様があなたを守ってくださったことに感謝します。
これからも時々メールをください。」という文章。
もしかしたら、タンゴトリオは来ないってこと???
慌てて、電話してみたら、
「原発事故が起きた日本に行くのは怖すぎるので
来年に変更して下さい」とのことでした。
アルゼンチンに限らず、海外では日本全土放射能汚染されていると思われるような
報道がされているようです。
今になって中止というのは、非常に残念でもありましたし
「九州ツアーなら大丈夫」と説得することも出来たかもしれませんが
いっそ中止にして、被災地の為に出来ることを考えようと思い
慌ただしくホール他のキャンセルをしました。
私も何かせねば…と気は焦るのですが
献血も来月以降の方がいい とのことですし
毛布や衣類は、どこも受け付けていないし
水やトイレットペーパーを買って市役所に届けようかとも思いましたが
現金の方が良い、という意見が多いので
今のところ、ささやかな募金をする程度しか出来ていません。
音楽で何か出来ないか? と
チャリティコンサートの企画も考えていますが
ホール、メディア、アーティストと一緒に動かねば
会場費や宣伝費など経費がかかり非効率です。
音楽はいろんな力を持っている、と思っているのに
企画制作の仕事というのは、こんな時、すぐには役に立てないものなんだな
と痛感しています。
まだ行方不明の方が大勢いらっしゃる中
音楽どころではない方々もたくさんおられると思います。
全ての方々の力になれるかどうかはわかりませんが
時間を区切ったり、部屋を分けたりして
ジャンル別に音楽を流したり、
電気が通っていなければアカペラで歌ったりすることで
気持ちは少し変わるのではないかと思うのです。
ギターやピアノがあれば、電気が通っていなくても
いろんなジャンルの伴奏が出来るでしょう。
もし私がギターを弾けたなら、ギターを抱えて飛んでいきたいです。
出来ない事を言っても仕方ないですし
音楽だなんて呑気なことやってる状況では無いんだ!と
怒る方もいらっしゃるのもわかっています。
自分に出来る事は何だろう・・・
今、ひとつだけ決めたことは
今年9月に招聘するLA CRUZADAのツアーの収益金の一部を
義援金にすること。
お客様から自動的に義援金を徴収する形ではなく
チケット価格は当初の予定通りにします。
その中で得る利益からの義援金です。
少しでも多くの義援金をおくれるように! と
チケット販売に力を入れることによって自分の無力さを嘆かずに済む
という自己満足なのかもしれない
利益が出なければ、結局何も出来ないのと同じ
たいしたボーナスも出していないのに
スタッフは義援金をおくることに
心から理解し賛同してくれているのだろうか
などと、まだスッキリとはしていないのですが
とにかく、やれることから決めていこうと思います。
今月は特に時が流れるのが早く感じます。
今月上旬は、3月20日のアキコ・グレース・トリオの公演準備や
秋の古武道コンサートの件なども進めつつ、
夏に招聘する予定だったアルゼンチンタンゴトリオの件にも追われていました。
タンゴトリオのリーダー:エドアルド・マラグァルネラ氏と
あーでもない、こーでもない
あーしたい、こーしたい
を繰り返した末、やっと話がまとまりかけた3月11日
東北で大地震、大津波が起き、
時間が経つにつれて、死亡者、行方不明者の数は増える一方・・・
私には何が出来るだろう…何かしなければ…
と考える中、最初はチェーンメールの内容の真偽を確かめることも思いつかずに
毛布やあまり着ていない衣類を梱包したり
献血できるところを調べたり
結局、すぐには役に立たないことしか出来ず
自分の無力さに歯がゆい思いをするばかり…
週明けに、アルゼンチンのエドアルドさんから、
意味の分かりにくいメールが届きました。
かなり遠回りな表現で、私に理解が出来たのは
「あなたに迷惑をかけて申し訳ありません。
神様があなたを守ってくださったことに感謝します。
これからも時々メールをください。」という文章。
もしかしたら、タンゴトリオは来ないってこと???
慌てて、電話してみたら、
「原発事故が起きた日本に行くのは怖すぎるので
来年に変更して下さい」とのことでした。
アルゼンチンに限らず、海外では日本全土放射能汚染されていると思われるような
報道がされているようです。
今になって中止というのは、非常に残念でもありましたし
「九州ツアーなら大丈夫」と説得することも出来たかもしれませんが
いっそ中止にして、被災地の為に出来ることを考えようと思い
慌ただしくホール他のキャンセルをしました。
私も何かせねば…と気は焦るのですが
献血も来月以降の方がいい とのことですし
毛布や衣類は、どこも受け付けていないし
水やトイレットペーパーを買って市役所に届けようかとも思いましたが
現金の方が良い、という意見が多いので
今のところ、ささやかな募金をする程度しか出来ていません。
音楽で何か出来ないか? と
チャリティコンサートの企画も考えていますが
ホール、メディア、アーティストと一緒に動かねば
会場費や宣伝費など経費がかかり非効率です。
音楽はいろんな力を持っている、と思っているのに
企画制作の仕事というのは、こんな時、すぐには役に立てないものなんだな
と痛感しています。
まだ行方不明の方が大勢いらっしゃる中
音楽どころではない方々もたくさんおられると思います。
全ての方々の力になれるかどうかはわかりませんが
時間を区切ったり、部屋を分けたりして
ジャンル別に音楽を流したり、
電気が通っていなければアカペラで歌ったりすることで
気持ちは少し変わるのではないかと思うのです。
ギターやピアノがあれば、電気が通っていなくても
いろんなジャンルの伴奏が出来るでしょう。
もし私がギターを弾けたなら、ギターを抱えて飛んでいきたいです。
出来ない事を言っても仕方ないですし
音楽だなんて呑気なことやってる状況では無いんだ!と
怒る方もいらっしゃるのもわかっています。
自分に出来る事は何だろう・・・
今、ひとつだけ決めたことは
今年9月に招聘するLA CRUZADAのツアーの収益金の一部を
義援金にすること。
お客様から自動的に義援金を徴収する形ではなく
チケット価格は当初の予定通りにします。
その中で得る利益からの義援金です。
少しでも多くの義援金をおくれるように! と
チケット販売に力を入れることによって自分の無力さを嘆かずに済む
という自己満足なのかもしれない
利益が出なければ、結局何も出来ないのと同じ
たいしたボーナスも出していないのに
スタッフは義援金をおくることに
心から理解し賛同してくれているのだろうか
などと、まだスッキリとはしていないのですが
とにかく、やれることから決めていこうと思います。
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